『オレンジ・ネフレンツ』
頭にオレンジがのっているネフレンツ。
『オレンジが好きなのですか』そう尋ねると
『いや、産まれたときから頭にのっていたから。
よくわからないよ。』と意外な答えが返ってきたような気がする。
彼にはパートナーがいてさ。ミニチュアというよりは相棒さ。
そんでこの二人は知り合いだと思うじゃんか?
知り合いっていうよりも兄弟とか親愛なる友人っていうのが
正しいか。全く知らないんだってさ!そんな事ある?
いや、どう見たってお前ら知り合いだろ、
見た目殆ど一緒じゃないか!って。それは一体どういうことなの?
三時間前にポコポッサ公園で初めて顔を合わせたみたいだよ。
しかも相棒はポッソポッササロネルドルランドの貴族らしいよ。
知らないよそんなこと。
 
    
『ブドウ狩り』
タルパノはブドウ狩りに来たらこの有様さ。
ブドウはなくてよくわからないのがいた。
三匹のモイズチューアタたちは
今日じゃんけんクイズの景品で手に入れたものさ。
『この国ではこの変なのをぶどうと呼ぶのですか?』
ポルカサェは『ぶどうなんてそんなもんさ!
 
 
    
ディゴー×ムーン』
いつの間にかお月さまと同じ大きさに!
ディゴーは変幻自在に身体の大きさを変えることができるのさ。
お月さまが光り輝くころ、ああやってお話ししているみたい。
もしかしてお月さまとお友達?
 
 
『グリーンティントミントティー』
紅茶を楽しむ時間を持っていますか。ティントにはあるみたい。
ただ紅茶を楽しんでいるだけですが、それがどういうわけか緑の園
が彼を囲っている。紅茶を楽しむためミントティータイムへ向かった彼は
どうやらこのひとときが大切のようだね。これはきっと紅茶を愛する気持ちが
そうさせたんだ。くつろげる癒やしの時間は誰もが持っている。
その世界に触れているときは好きなものがその人を囲い込むものなんだ。
それは辺りいる仲間や緑がティントにとってかけがえのない大切なものだということもわかる場面。
 
 
『トマトマッキャン』
トマトマッキャンは散歩している最中持っていた
ワイン色のトマトからトマト君が生まれたのさ。
突然の出来事にも関わらず、あまり驚いていないようだね。
アゴは外れたみたいだけど!
 
 
『月と檸檬の関係』
スュスは檸檬畑からこっそり抜け出して休憩。
『美味しいレモンを使って頬っぺたが落ちるほどの
美味しい檸檬タルトを作ってみたいな』
栽培したレモンを眺めながらそう呟いた。
それを成し遂げるにはどうしても必要なものがあるのさ。
それは雫レモン。この品を手に入れなければ
美味しいタルトは作れない。雫レモンはもう絶品!
だったら作ればいいじゃないか!って思うかもしれないけれど、
そうはいかないんだ。雫レモンはね、それは月が落とした雫とされる
レモン。Dラントには月の雫はレモンという言い伝えがある。
スュスはこの幻の雫レモンに出逢えることをずっと夢みているんだ。
 
 
『ケトの夢』
お菓子大好きケシャラケト!お菓子町のスロキャラスで
今日もお菓子を持って町中を駆け回る。
特に何が好きなんでしょう?夜な夜な色々な家を
お邪魔してこっそりお菓子を頂戴してくるのさ!
お菓子を集めるのが大好き。珍しいお菓子に出会えたなら
もう大はしゃぎだよ!今持っているお菓子は大のお気に入り。
嬉しくて大はしゃぎ。ところでお菓子をどこへ運んでいるの?
秘密のお菓子基地でもあるのかな。いや、お菓子の国を作るのが夢なのさ!
色とりどりのお菓子が並ぶ可愛い世界を作りたいんだって。
甘いお菓子を食べたら幸せな気分になれるでしょ?
そんな甘〜いお菓子で溢れた世界さ。
 
 
『ディゴー&ナイジェロット』
Dラントには月が照らす薄暗い黒と灰色の地面。
黄色い木々が覆う森がある。彼の名はナイジェロット。
赤い色と白い色の縞々模様を身に纏っている。
彼はいつもひとりぼっちだ。どうしてかある日ディゴー
は迷子になりこの地へ。辺りには黄色い木と灰色の
地面しかないことに気づく。それと同時に赤と白の縞々模様の
建物のような物がポツンと建っていることにも気づいた。
二人はここで出会った。ナイジェロットは『僕は長い間
ずっとこの地で一人でいるけれど、誰も気やしない。
ここは暗い。明るい場所へ行って他の世界を
見てみたいんだ』と言った。その言葉を
聞いたディゴーは『ならちょうどいい。どこか他の
場所へ連れてってあげよう!』と。
二人はこの地を離れる決意をする。
『475年ぶりの再会』
二人は“虫とり熱々ハリケーン作戦”の実施中にハリケーンに見舞われて離れ離れに。
けどお使いの道中そこら辺歩いてたら久しぶりの再会。再会は嬉しいもので二人の会話。
ノルケジは『やぁ、こんなところにいたのか』
『おお、ナロープだったか。今モグラくんに関心があるんだけど』熱い抱擁。
『わては今ほうれん草に興味があって。ほうれん草になりたいんだ。』
これが久しぶりに再会した最初の会話さ!
『水の中?』
『もしかして水の中で身動きとれない感じですか?』
て訊いたらファムリッシ『いや、ルポイポイ音頭を踊っているの』
『ピクニックは好きですか?』て質問したら
『いや、今それどころじゃないよ』
て言ってたよ。緊急だよ!
このままだと銀河瞑太郎氏との会談に遅れちまう!
そのあとホトトギス居眠り荘のお掃除当番だってあるんだから。
ベゲは黄色モモンピカの中で無事さ。
『職人のクルパィ・グイ』
グイが持っているのものは?
頭を作ってる。作った頭を至るところへ
ばら撒いているんだ。何でも頭をすり替え男だよ。
今度被る予定さ。スリスリパントコ男。
色んな頭に気分で変えられるのさ!
『キッシュルとチェカ』
キッシュルはいつものようにドジョウポコチャムスクイ
に専念しているように見せかけて消しゴム集めをしていた。
チェカはサンドウィッチの具にさせそうになっている
ところを救出したのさ!『ありがとう!助かったよ、
あと少しで食べられるところだった。君はなんていいやつなんだ!』
キッシュル『あ、あぁ、当然さ』
『君は命の恩人さ!なんてお礼を言ったらいいんだい』
チェカは言った。ですがキッシュルは心の中で
『・・・消しゴムたくさん落ちてたから拾ってただけなんだけど!
それにバーチャサー男爵8世の誕生記念スペシャル限定消しゴム
やっと見つけたのにとり損ねたじゃないか!どうしてくれるのさ!』の場面。
『ビタミン・ソン』
シッピラソンはビタミンを頭から出すのさ。
特に栄養素の高いこのカラフルなものはDラントで
パピロフューチャスと言う。最近はもっぱら玉ねぎばかり
出してくるからどうしてなのかよくわからなかったぜ。
頭のうえに乗っているコルバー梨元とは3~4ヶ月に
1回くらいある“ジャングルジムで戯れる会”
の仲間だから気心が知れているよ!パパノシャ業者の
箱形タレレ・メリノーはいつもはバームクーヘンを
運ぶのに今日に限っては滅多に採取できない
パピロフューチャスだから嬉しいはずさ!
『嬉しいですか?』て訊ねたら
『普通の気持ち』だって。普通らしいよ!!
『得意技』
エンテピーは突発的なことが大好きな男。
いつでもどこでもバク転&側転&でんぐり返し
の練習をしているのさ。使う場面はあるかどうかは不明。
サイノーテサは毎日の日課である散歩をしていた。
前を歩いていた変なやつが突然側転&でんぐり返し
をし始めたものだからこちょこちょしてくすぐってやったのさ。
最後のバク転は必死の抵抗に遭い阻まれたみたいよ!
『夕焼けの向こうに』
コノタリーは夕焼けの向こう側に
何やら微かに光るものがあることに気づく。
近づいてみると頭から光を放つおっさんが。
『あの、どうかしたのですか』尋ねてみると
『足つぼマッサージうけたら効きすぎて動けないのよ!
冷えたマスクメロンが待っているのに!』
続いてルッテナ・アンデは『パズル持ってないかい?
ここで一夜を過ごすことになりそうさ』
コノタリーはポポクリ君を拾った。
ポポクリクン太は『君の頭の中
にいるのは友人のパソへペタ君さ!』
驚いたルッテナ・アンデは『本当か!こやつは
ピコピコハンマーサトシだって自ら名乗りでたのに。
ぼくの頭の中に君も住むかい?』
ポポクリ君は喜んでアンデの頭の中に住むことになったのさ!
『飛び逃げ』
ララミシーはお手製のタワシを販売している。
ケリは前から欲しかったので隙をついて
タワシを持って逃げ出したのさ。
ララミシーは捕まえようと試みる。
55年前にも同じことをして捕まりそうになったとき
必死に空飛んで逃げたのさ!今回はどうかな?
あら!?足がおぼつかないや、と普通に捕まりましたとさ!
『タニシ園』
サフトーは気管に桜桃を
詰まらせたせいで旅を遅らせることに。
街角にあるタニシ園に行くと彼らがお出迎え。
ジャスタバニィたちは特に近年カタツムリに目を奪われた。
ここら辺にカタツムリ広場はないため仕方なくタニシを見に来たそうだ。
サフトーは『ところで箱型の体でどうやって移動するんだい?』
ジャスタバニィたち『ここまで来るのに8ヶ月経った。
3メートル移動するのに17時間掛かる。
中に入るのに6日は掛かるの♡』だって!
 
『水色の町』
ディゴーはルロシュロルト広場へ。
ディーラントにあるキサーチュ地方の辺り、水色の町。
全てが水色でできている町。ディゴーはこの町に到着。
町を見渡し、物色しているとあるものが目につく。
辺りは巨大化したディゴーが突然現れたものだから
びっくりしてしまう!ここはディゴーの故郷なのさ。
この町にはディゴーの形をした扉や窓がある。
扉や窓には降りそそぐ太陽の陽、新しい風、新しい出会いを
運んでくるという幸運を惹き寄せる力があると言われている。
出入りするところには厄あり。ディゴーは災いを追い払うとされる
守り神でもある。なのにどうしてか150年に一度風と共に現れて
町に災いをもたらす。いたずら好きの彼は150年に一度の
はずなのに3日後にまた姿を見せた。忘れ物をしたらしくて。
りんご飴忘れたみたいよ!好物だものね。
『野菜島からの脱出』
トピーミタピタはパントマイムのやり方を教わりに
隣町のリンデローパナ君の家に行くところなのさ。
その際、ドッチボールのルールも教わりに行くべきか。
玉ねぎの遠い親戚の彼はどうしてもこの島から出てタマネギ島に行きたい。
パナ君に野菜島からの脱出も手助けしてもらうつもりさ。
何故かというと『来週野菜炒めをするからその材料になっておくれ』
と村長に言われた。これはまずい!と思い、脱出さ!
お礼にパナ君にその時タマネギ204個贈呈すれば喜ぶだろう。
仲間がいる玉ねぎ王国へ。
『乗り物好き』
グルパイ・グィ再登場。
顔職人のグィはお手製の乗り物
を作って何処かへ。お気に入りの乗り物さ。
今から好きなブーメランの
バーゲンセールに向かうところなんだって。
煙突から顔が四つ並ぶ。『彼らはお弟子さんですか?』
て訊いたら『いや知らない人』だって。
『機会があればあなたの乗り物に乗ってみたいのですが』
て言ったら『ダンボールでできているから壊れやすいのよ』
と言い去っていきましたとさ!